オリンピック卓球の混合ダブルスで見事金メダルを獲得した水谷選手ですが、試合中にサングラスをかけていたことが話題になっていました。卓球は室内(屋内)で行うスポーツなのでサングラスを着用するのは珍しいと思いますよね。
なぜ屋内で行うスポーツなのにサングラスなのかと疑問に思われた方も多いはずです。
水谷選手がサングラスを着用している理由について調査してみました。
LED看板がまぶしくてボールが見えづらいから

卓球の試合会場ではLEDの看板がちりばめられている会場もあります。
卓球台の周囲を囲むLED看板のライトがボールを見えづらくしてしまっているようです。
スポンサー企業で試合が運営されている以上仕方のないことなのかもしれませんが
LED看板からでる白い光と卓球のボールが重なってボールが消えてしまう(ように見える)現象に苦しめられていたようで、2019年頃から試合中にサングラスを着用するようになりました。
卓球台に反射する照明がまぶしくてボールが見えづらいから
試合中は観客席が暗く、卓球台がLEDスポットライトで照明が当てられている状態になります。
卓球台に反射した光でボールが見えづらい現象にも苦しめられていたようです。
しかしながら、他選手から同様の現象が起きていることが上がっておらず、
だからこそ水谷選手は表だって言わず1人で悩み、自身で解決してきました。
レーシックの後遺症。観客席は暗く、卓球台はLED照明で明るい。暗所での瞳孔径と角膜フラップ径の差から光の乱反射。見え方に不具合が出ているからボールを視認できない。 pic.twitter.com/uXmE4DiS5q
— えふ436 (@ushi8716) December 14, 2019
過去のレーシック手術が原因?
水谷選手は過去に2013年に左目、2018年に右目のレーシック手術をしています。
2013年の全日本選手権の決勝で目の見えづらさを感じて検査をしたところ、
右目2・0、左目0・3と、左右で大幅に視力が異なっていました。
そして、左目のレーシック手術を受け、1・5まで回復しましたが、
2018年ごろに再度見えづらさを感じて、検査をすると今度は右目が0・7ほどに落ちていたのです。
さらに右目もレーシック出術をうけることになりました。
眩しさを感じるのは医師や専門家からはレーシック手術が原因の可能性もあるがそうでない場合もあると見解しているようです。
本人曰く、右目のレーシック出術後に明らかに違和感が出たのは間違いないとしていて、
レーシック出術を受けたことを後悔しているようです。
しかしながら「自分の弱さを見せつけることは、相手に付け入るチャンスを与えてしまう。自分の問題なので自分で解決したかった」として目のことはあまり公言しなくなりました。
現在は通院して目の治療をしているようでコンディションは整っているようです。
「裸眼で挑む」とインタビューで答えていたのでサングラスは眩しさを抑えるだけだったのだと思われます。
試合中のサングラスは「おしゃれ」
看板や照明につかわれているLED電球のまぶしさや、レーシック手術が原因などと噂はされていますが、
サングラスを着用していることをマスコミに取材されたところ、
「おしゃれですかっこよくないですか」と水谷選手は回答しています。
推測されている理由を本人が口にしてしまうと負けた時の言い訳とされて取り上げられてしまうからでしょうか、
前述したとおり「自分の弱さを見せつけない」という信念を貫いているようです。
本当の理由は本人の口から聞き出すことはできなかったようですが、サングラス対しての質問については「オシャレです」を繰り返していました。

まとめ
水谷選手がサングラスをかけている理由について調査しました。
本人はインタビューでおしゃれと回答していますがその回答の裏には本人が自分の不調と戦ってきた背景がありました。
レーシック出術が原因とされていますがボールが見えづらいという現象に長年悩まされてきて、でも自分の弱いところは見せたくないというプロ意識で試行錯誤して現在があります。
サングラスを着用することで不調が改善されたのかもしれませんが、水谷選手のプロ意識と成功を成し遂げた実績に軍配があがりましたね。
最後までご覧いただきありがとうございました。